ゆとり世代が考えるマネジメント

ゆとり世代のサラリーマンが世代間ギャップや新しい時代のマネジメントを考える

リーダーシップに恐怖は不要。「怒られないために何もしない」という逃げ道があるから

この間本屋にいって驚愕したのが、リーダーシップに関する本の多さだ。こういう本を「現場では通用しない」とか「方法論は役に立たない」と否定する方も結構いるけど、これらの本を読む意味は、天才的なリーダーが無意識でやっていることを言語化して理解することなんだろうなと思った。ので、僕が尊敬するリーダーや先輩の何が凄いのか、僕なりに分析してみた。結果、僕がついていきたいと思った人にはある共通点があった。

 

それは相手を信頼し、決して感情的に怒らないということだ。例えば、僕が半泣きでミスを報告した時、大笑いしながら「過去のことはしょうがない。お前なら次にどうするかを考えてもう同じミスはしないだろ」と言ってくれた方がいた。その方はミスや大事件の報告こそ笑って聞くので、トラブルや失敗の報告がすぐに情報共有される。結果的に恐怖政治よりもずっと、リスクマネジメントが成功した組織になっていた思う。

 

逆に、感情的に怒る人が上にいると、下は「怒られない方法」を模索するようになる。それでミスを隠すならまだいいが、最悪なのはミスを恐れてチャレンジしなくなったり、判断の基準が「怒られるか怒られないか」になってしまうことだ。

 

言葉を選ばずに言えば、恐怖で縛るより信頼で縛る方が人は動く。恐怖に対しては「怒られないために何もしない」という逃げ道がある。一方で、とても優しいリーダーでも”自分のことを信頼してくれている"と感じたら、"この人を失望させたくない"と思えるし、中途半端はできないと必死になる。少なくとも僕はそうだった。