ゆとり世代が考えるマネジメント

ゆとり世代のサラリーマンが世代間ギャップや新しい時代のマネジメントを考える

一番多い、部下がモチベーションを失う原因

サラリーマンには「意味のないこだわり」に振り回されている人がとても多いと感じることがある。

 

例えば、資料の色使いで「ここはこういう色だろ」と上司に言われてその通りにしたら、そのさらに上司から「この色は違うだろ」と言われて元の色に直されたという話を聞いた。正直、これは僕でも「じゃあさっきの直しの時間は何だったのか」と思ってしまう。

 

資料の色使いなんて半分以上趣味の領域で、何が正解なんて人によって違うはずだ。それを「これが正解」と人に押し付けてしまうのは非常に危険である。もちろん、より伝わる色使いを考えることは重要であるが、正解を指定してしまうとその人はそこで考えることをやめてしまう。この、「本来正解がない事柄に正解を決めてしまう」パターンが僕が知る限りモチベーションを失う原因ベスト3の1つであると思う。

 

正解は人によって違うし、時代によっても違う。特に時代が急スピードで変化する現在、「正解」も物凄いスピードで変わっている。スポーツの世界が分かりやすいが、数年前まで通用した戦術が今では全く通用しなかったり、数年前まで常識とされていた練習がスポーツ科学によって意味がないと証明されたりということがざらにある。

 

だから、自分の正解と相手の正解が違っていた時に、相手を直させるのではなく、自分の正解を疑ってみることも必要だと考える。勿論、1+1=2みたいな明確に正解があることについては訂正するべきだけど、「資料の色使い」とか「忘年会の店選び」とか「話すスピード」のような正解が普遍的な事柄は、自分と違うなと思っても一度自分の正解を疑ってみることが相手の成長にも自分の成長にもつながると感じる。