ゆとり世代が考えるマネジメント

ゆとり世代のサラリーマンが世代間ギャップや新しい時代のマネジメントを考える

就活イベントで感じた次世代の凄さ

最近、就職活動中の方とオンラインイベントで交流する機会があった。折角なので、その時抱いた感想を書いてみたい。

 

率直に驚いたとは、特定の分野に専門性がある就活生が半数近くいることだ。たった5年前の話だが、僕の就活の時は学生に求めるのはポテンシャルのみで、専門的なスキルは入社してから各部署で磨くものだった。それがたった5年で、「自分はこういうスキル/資格があって、こういうメリットを会社に提供できます」という学生が驚くほど増えたのだ。

 

もしこの子たちが入社して、その専門性を発揮しはじめたら、僕の居場所はなくなるだろうな…。冗談ではなくそう感じ、こっそりとビジネスの勉強なんかを始めてみたりした。

 

高いスキルを持った次世代と接してみて、僕が受けてきた教育をそのまま教えるのでは彼らの良さは発揮されないだろうなと思った。そもそも人は自分が教えられたように人に教えるのだが、自分の時代の正解が次世代の正解とは限らない。僕の時の新人研修は、全員を集めて同じことを教える時間がほとんどだったが、同じことをしては折角の彼らの専門性を消してしまう。

 

今後の社内教育は、全員が知っておくべき内容と、専門性の高いスペシャリスト用の内容を明確に分ける必要がある。ビジネスの根幹にかかわる部分(マーケティングや戦略、財務知識等)の基本の基本だけを全員が共有し、かつ自分の分野については高い知見を持つ集団が今後成長していくだろう。専門知識を深めるだけでも、全員同じ教育をするだけでもいけない。誰もが知っておくべき知識と、専門家が深めるべき知識を正しく振り分けること、これが次世代の教育に最も重要なことであると思った。