ゆとり世代が考えるマネジメント

ゆとり世代のサラリーマンが世代間ギャップや新しい時代のマネジメントを考える

苦労を肯定するのはNG

意外かもしれないが「苦しい思いをしたけれど、それでも努力してきたから報われた」という話が凄く好きだ。でもたった一言追加されて「苦しい思いをしたけれど、それでも努力してきたから報われた。だからあなたもそうしなさいという話になった瞬間、正直もう話は聞きたくないなと思う。

 

先述のように努力ストーリーは大好きだから、色々なアスリートの本を読む。そして彼らに共通するのは、自分が努力して成功したからといって、他の人に同じことを強要しないということだ。書籍やTVのインタビューの中で、「苦労する必要はない」「フィールドで出した結果がすべて」という内容を明言する方も増えてきている。

 

特に若い人のマネジメントをするにあたって、「苦労」を肯定することは絶対にNGだと思っている。それはゆとり世代が軟弱だからという意味ではない。むしろ、学生時代に勝手にゆとり教育にされたり、リーマンショックやコロナショックで苦しんでいる社会人を見てきたゆとり世代は、苦労しても報われるとは限らないという厳しい現実をよく知っているからだ。

 

勿論、仕事は楽なことばかりではないし、ぶっちゃけ苦労の方が多い。でも、その苦労を無責任に肯定して「頑張れ」という人のところで働きたいだろうか。どうせ苦労するなら、その苦労に寄り添ってくれる人のところで働きたいのではないか。今の時代、転職もかなりハードルが低くなったし、苦労を肯定する職場からは人材が流出していくだろう。